因果の道理の「因果」とは?
原因と結果の法則
「因果の道理」の
「因果」とは
「原因」と
「結果」ということです。
仏教では、どんなことにも必ず原因がある、
原因なしに起きる結果は、
万に一つ、億に一つもないと
教えられています。
これは偶然だとか、
原因がないということは
絶対にありません。
起こったことは、すべて必然の結果です。
これは当然なことで、これに異論のある人はないと思います。
原因がない場合?
もちろん人間の知恵はかなり限られているので、
原因が分からないことはあります。
例えば、太平洋の底深く沈んでしまった飛行機の、
墜落した原因を知ることはできないでしょう。
しかし、
原因が「分からない」ことと、
原因が「ない」ということとは、
まったく異なります。
乱気流に巻き込まれたとか、
エンジンが故障したとか、
必ず原因があって、
墜落という結果が起きたのです。
海底何千メートルも深く沈んだエンジンを引き上げて
原因を究明するのも、必ず原因があるからです。
原因はなかったとなれば、
そんなところにお金をかけることは
無駄になります。
必ず原因があるから、お金をかけてそれを
究明するのです。
原因なしに飛行機が墜落するということは、
絶対にありません。
どんなことにも?
この世のことすべては、どんな小さな結果にも、
必ずそれ相当の原因があります。
財布を落としたという結果でも、
ぼーっと歩いていたからとか、
ポケットに穴があいていたとか、
必ず原因があります。
石につまずいて怪我をしたと言っても、
必ず原因があってのことなのです。
科学の進歩も同じ?
どんなことにでも原因があります。
科学も、その原因を究明して進歩してきました。
14世紀には、ヨーロッパの人口の
半分程度を死に至らしめた
ペストのような致死率の高い病気でも、
当時はまったく原因が分かりませんでした。
そのため、
神の怒りのせいにして、祈ったり、
星のせいにして、占星術を行ったり、
魔女のせいにして、魔女狩りをしたりしましたが、
やがて19世紀に病原菌が発見され、
治療法が開発されてきました。
物理学でも、
様々な現象がどうして起きるんだろう?
と思って、法則が発見されたり、
理論が作られます。
昔なら、どうして金星や火星のような惑星は、
他の星と違って行ったり来たりしているんだろう?
とか思って(多分)、天動説や地動説など、
色々な天体モデルが考えられたりしました。
こうして科学なども進歩していくわけですから、
因果の道理はよく理解できます。
ですからイギリスの作家、H・G・ウェルズは、
釈迦の根本的な教えは、明晰かつシンプル、そして現代の思想に最も密接な調和を示す。
と言っていますし、
アインシュタインも
仏教は、近代科学と両立可能な唯一の宗教である。
と言っています。
原因なしに起きる結果は絶対にないし、
原因があれば必ず結果が生じる。
平たい言葉で言いますと、
蒔かぬタネは絶対生えませんが
蒔いたタネは必ず生える、ということです。
では、私たちの運命は、
どんな原因によって生み出されるのでしょうか。
次にお話しいたします。
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