経済的自由を手にしても幸せになれない理由

経済的自由で幸せになれない理由


20世紀の研究で解明された驚きの事実

人類の歴史を振り返ると、私たちは、
・物質的に豊かになれば、
・自然を支配して、思い通りにできれば
・限りなく進歩すれば
・個人の自由を妨げられなければ
幸せになれるのではないか
という希望と信念をもって、
経済発展や科学の進歩に力を注いできました。

ところが、20世紀の研究によって
GDPがある程度を越えると幸福感はあがらないことが
明らかになりました。

日本では、一人当たりの年収がある程度を越えると、
幸福感が下がりますし、
フランスの社会学者デュルケムは、
金持ちほど自殺率が高いと言います。

このような各種研究によって、
そして実感としても、
物質的な豊かさ、自然の支配、
限りない進歩、個人の自由などによって
幸せになれるという幻想は打ち砕かれました。

実はすでに2千年も前から分かっていた?

このことをお釈迦さまは
2600年前に
有っても苦、無くても苦
「有無同然」だと言われています。

お金や財産、地位、名誉、進歩、自由といったものが、
無い人は、これらを欲しがって苦しみます。

ところが、有る人は、有ることによって苦しむ。
有無同じく然り。
不安や心配、満足できないことには変わりがない。
有無同然だとお釈迦さまは教えられています。

お金がない人は、もう少しお金があったら
あれも買えるのに、これも買えるのにと思います。

ところがお金がある人は、
お金をなくすのではなかろうか、
預けている銀行が倒産しないだろうか、
今までなかった不安や心配が出てきます。

ノーベル賞が欲しい人は、
ノーベル賞がないことで苦しみますが、
ノーベル賞をもらった人でも苦しんでいます。

次は受賞作品以上のものを書かなければなりませんので、
大変かと思いますが、自殺した人さえあります。

夫や妻がいなくて苦しんでいる人もいれば、
夫や妻がいるから苦しんでいるという人もありますし、
子供がいなくて苦しんでいる人もいれば、
こんな子供を持ったから苦しんでいるという人もあります。

お釈迦さまが説かれた分かりやすいたとえ

無い人にはなかなか分からないので、
お釈迦さまはたとえを使って教えられています。

ない人の苦しみは、鉄の鎖で縛られているようなものだ。
ある人の苦しみは、金の鎖で縛られているようなものだ。

自分は金の鎖で縛られているけど、
鉄の鎖で縛られている人はかわいそうだな
ということにはなりません。
有無同然で苦しみ悩みが絶えない
ということです。

なぜどちらも苦しむの?

では一体なぜ、
金の鎖で縛られても
鉄の鎖で縛られても
苦しむのでしょうか。

すると、そうだ、
苦しめているのは金とか銀とか鉄とかの
材質ではない。
縛られていることが苦しみだ
と思います。

お金がどれだけあっても、
物がどれだけあっても
苦しんでいるということは、
問題はお金や物ではなく、
自分の心によって自分が苦しんでいるのだろうと
思います。

これに気づくかどうかは、
頭のよしあしの問題ではありません。

ものすごく頭がよくても気づかずに
すごい勢いでお金を求め続けている人もあります。

ほとんどの人がお金や物がないから
自分は苦しんでいると思っている中、
仏縁深い人は、一歩進んで、
自分の心に原因があるのではないかと思います。

ではどんな心が自分を苦しめているのだろう
と考えますと、
どれだけお金があっても、どれだけ物があっても、
もっと欲しい、もっと欲しい、
まだ欲しい、まだ欲しい
限りなく求めることで苦しんでいます。

だから求めている金や物でなく、
それがどれだけあってもっと欲しいと思う、
欲の心のために私たちは苦しんでいるのではないか
と思います。

ではどうすれば……2つの方法

欲というのは代表的な煩悩の一つです。
もし煩悩が私たちの苦しみの原因であれば、
方法が2つ考えられます。

1つは欲を満たしきること
もう1つは欲をなくすこと
これで苦しみはなくなるはずです。

では欲の心が苦しみの原因なのか、
次回、確かめてみるとしましょう。

今回はまとめると、
なぜ経済的自由を手にしても幸せになれないのか、
というと、お金は「有無同然」なので、
私たちが苦しむ原因はお金ではなく心にある
ということです。

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